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SNS マーケティング

SNS マーケティングは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)を用いて情報を発信し、企業や商品、サービスの認知度向上やファンの獲得、ブランディング、購入/契約に繋げる活動です。 主な SNS として、X(Twitter)や LINE、Instagram、Facebook、TikTok が用いられます。 SNS を通じて情報を発信する人は、企業の担当者だけではなくインフルエンサー(一般消費者の行動や考え方に大きく影響を与える者)も含まれます。 現在、SNS はどの世代の人にも身近なものになっており、20代では70%以上が、60代でも50%以上が「SNS を利用したことがある」と回答しています。

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国内のPR成功事例

事例1. 地方自治体による観光誘致のPR動画

「PR動画」と検索すると、地方自治体のPR動画がいくつもヒットするほど、地方自治体のPR動画作成が盛況です。その引き金になったのが、2017年9月に配信された佐賀市のPR動画でした。YouTubeで配信した動画は、世界中で2,060万回視聴(2019年時点)、Like率98.5%と大きな成功を収め、後に「佐賀モデル」という言葉が生まれたほどです。

PR動画のターゲット

佐賀市は2008年頃から増えつつあった外国人旅行客をさらに増やしていくために、動画制作・配信を企画しました。3,600万円という多額の資金を「製作費 : 広告配信費 : 分析費」=「3:6:1」の割合で配分し、YouTube配信に多くの費用を割きました。

主なターゲットとしたのは、閲覧履歴からわかった日本に関心を持つ人の多い国(台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ、オランダ)の人々です。その6か国を中心に配信したところ、公開後6日間で200万回も再生されることになりました。

さらに動画に登場する熱気球や伝統産業、佐賀城などの詳しい情報が得られるリンクをまとめた視聴者の受け皿として、ランディングサイトも作成しています。

ターゲットの反応と効果

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」での気球や、伝統産業を紹介した動画は、多くの人の興味を引いただけでなく、実際の観光客誘致にもつながりました。外国人宿泊数は2011年には2,017人だったのが、2018 年は79,868人と約40倍にも跳ねあがったのです。

YouTubeのコメント欄には、外国人から以下のような声が書き込まれています。

「スキップしないで最後まで見た初めての動画だ」

「音楽と映像がとても美しい」

「バルーンフェスタに行ってみたい」

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